氷漬けのlainを解凍してバリバリと噛み砕き消化した話

日記・戯言

この記事は、serial experiments lain Advent Calendar 19日目の記事です。

はじめに

こんにちは、くろぐろです。

前回の記事で書いたように、今年は転職して仕事が変わったので、いろいろとリアルワールドの環境の変化に対応することを優先して、この数年間ネット上で行っていた二次創作やら交流などはあまりできなかったように思います。

夏コミは一般参加して、テクノライズ本を手に入れたりしましたが。(冬コミどうしようかな。。未定)

そんなこんなで、serial experiments lainについて5年前のクラブサイベリアで大盛り上がりしていた自分の心と、5年経った今とでの気持ちの変化のようなものについて、語ってみようかなと思い久々に筆を執って記事を認めることにしました。

自分で始めたこのアドベントカレンダー企画も創作物なしでブログ記事を書くのは、実は初めてな気がします。

serial experiments lain と 私

流石にうろ覚えですが、元々、lainとは中学の頃にレンタルビデオ屋でパッケージに引かれて3本(8話まで)だけ借りて、お小遣いの問題からか何故かすぐには続きを借りず、高校になってから改めて全部借りて最後まで観るという、不思議な出会い方をしています。

しかも、2度目に観たのは友人宅で鑑賞会をするという、おそらくlain界隈の中でも一風変わったタイプだと思います。

とはいえ、友人とはlainについて特に共有することなく、この作品について感想を熱く語り合うというよりは、スマブラとか三國無双とかして遊んでいた記憶が強く、普通の学生生活を過ごしていました。

そんなリアルタイム世代といえばリアルタイム世代だけど、ちゃんと放送当時に観たかと言われると全然そんなこともない(というより、当時住んでいた地域では放送すらされていない)、また、アニメはよく前述のレンタルビデオ屋で借りていたのでアニオタといえばアニオタですが、そんなに突き詰めて情報収集や考察などをするかと言われるとそんなこともない、半端物な感じでありました。

とはいえ、lainに受けた衝撃は大きく、旧アニメ版ブギーポップを観たり、安倍吉俊先生の作品をネットで検索したりと、lainの影を追いかけていました。ただ、当時自由になるお金も少なく、お金をかけて作品を観たり集めたりはしていないので、いろんなものを断片的に摂取していただけではありました。(そんな中で高校のときに隣県の中古ゲームショップでゲーム版lainを見かけたときは、即決でレジに持っていっていました。財布の中にちょうど購入できるお金が入っていた奇跡に感謝。)

その後、進路はCG系の専門学校へ通うようになり周囲もアニメやゲーム好きな属性の人が多くはありましたが、当時はあまりそんな話ばかりしていると、アキバ系とか言われて迫害される翔んで埼玉のオタク版のような時代でもあり、キョロ充な自分は沼の深みにも入らず、かと言ってリア充にもなれず、ライトなゲームやアニメの話もしつつも非オタの仮面を被って日々を過ごしていました。就職をしてからは次第にテレビからも離れ、普通(?)の会社員として生活していたように思います。

しかし、そんな中でも昔見たlainというコンテンツは、皮膚深くに刺さったまま時々チクリとする棘のように、ずっと消えない何かとして残っていました。

serial experiments lain と 私達

ずっと消えないながらも、そんなlainというコンテンツを思い出すことも少なくなった頃、2018年にあのクラブサイベリアが開催されました。

誰にも共有できずに、自分の中で15年以上も眠っていた何かを共有できる人がこんなにいるんだという驚きと感動は、今思い返しても不思議な感覚でした。

それからそれまでまともに描いてこなかったイラスト(落書き)を上げたり、ちまちまと謎の創作物を作ったりして、脱オタ状態から再度オタ活、今風に言えば推し活をするようになり、割とこじんまりと交流していたSNSも、新規のフォロワーさんが増えるようになったりと広がっていきました。

そして……lainが私の思い出(=氷漬けされた美しいもの)から、私達の好きな作品(=現実感のある好きなもの)に変化していったように思います。

氷漬けされたものは食べれませんが、現実にある好物は摂取して消化することができてしまいます。

私は、lainという作品をずっと好きなままではあるけど、よく噛んで消化してしまった。ずっと抜けない棘のようだと思ったけど、いつの間にか溶けて無くなってしまった。今はそんなふうに感じています。

まとめ

とまあ、なんか寂しげに自分はもう消化しちゃったし忘れゆくものみたいな感じで書いていますが、そんなつもりは特に無く、ただ感傷的な文章を書いてみたくなっただけなのでご心配(?)なく。

冒頭に書いたように、単に転職してまだ1年未満なので何かとそちらにリソースを取られていて、あまり活動的なことはできていませんが、今回のようにアドベントカレンダーだったり、時々落書きを上げたり、もちろんゲーム開発も忘れていないので、lainTTLが終わる2028年までには、いろいろできることをやりたいなと考えています。

ちゃんと噛んで消化したlainというコンテンツですが、好きな記憶としてずっと残っていますので、来年はもう少しなにかアウトプットできるように行動していきたいと思います。

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