水周りを綺麗にしないといけないな~と思い続けて30年が経ちますが(大嘘)、最近包丁の切れ味が悪いと思っているところに(4年間一度も研がずに使っていれば当然)、ふと砥石が100均で売っているという情報を得て、早速購入。

砥石の記憶。

昔、親父(もとい、お父様)がなぜかベランダでシャコシャコしている姿が記憶に残ってます。

子供心に、刃物を磨くお父様の姿がカッコいいと思って眺めてました。そして、あわよくば自分でやってやろうと思いつつ、アレは大人だからできるんだという思い込みもあり、今まで一度も包丁を研いだことがありませんでした。

さらに、ふと思い出しましたが、学生時代の調理実習で使っていた包丁。
刃こぼれだらけでお世辞にも切れ味がいいとは言えず、包丁の扱いもろくにできない子供にとっては危険極まりないと思います。実習の内容で「包丁を研ぐ」課程を作れば、包丁の切れ味も保てるし、研ぎ方も覚えられるし、一石二鳥なのでは?
でも、下手な研ぎ方して、切れ味が悪くなる程度ならいいけど、怪我でもされるとまた面倒なので、やはりあまりそういうことはしたくないのでしょうか。

で、話は戻って、100均で買ってきた砥石を使って早速研ぎ研ぎ。砥石の箱の裏に、一応簡単な研ぎ方の説明はありましたが、要領を得ず、結局ほぼ昔のお父様の記憶だけを頼りに研いでみました。

あまり、包丁を研ぐ感覚もわからず、適当に研いで適当に終了。一応、それなりに野菜も切れるし、きっと切れ味がよくなったことだろうと、満足しました。

が、その数時間後、包丁を使う姉から信じられない一言。

「最近、この包丁切れ味悪いね」

・・・練習あるのみのようです。