クラブサイベリアとアフターオフ会の記録#前日譚

エンタメ

ついにこの日がやってきて、そして終わりました。

ちなみにクラブサイベリアでは僕はただの一参加者で、アフターオフ会では幹事をさせていただきました。
凄くいいイベントだったので、言葉では表せそうにないですが、忘れてしまわないように記録しておきたいと思います。

クラブサイベリア

前回の記事にも書きましたが、クラブサイベリアは20年前に放送されたserial experiments lainというアニメ作品に登場するクラブの名前。
そのサイベリアをこの現実世界(リアルワールド)で開催することを知ったのがちょうど4月1日のエイプリルフール。嘘かと思うけど本当らしい。

たしかその時はくら寿司で晩御飯を食べ終わりスマホを弄っていて、普段休日はあまりTwitterを見ていなかったんだけど、なぜかその時はたまたまTwitterを開いてみた。それが本当に運命の分かれ道だったと思う。

フォローしている安倍吉俊先生が、以下のクラブサイベリアの告知ツイートをRTしてくださったおかげで、情報をキャッチできました。

ファンイベントらしいけど、原作イラストの安倍吉俊先生と脚本を書かれた小中千昭先生がいらっしゃると知って、「それもう公式イベントじゃん」と思った記憶があります。

正直、まだフィクションとノンフィクションの境界がごっちゃになっている歳に(いや、もう中学とか高校で解ってはいるんだけど)観たせいで、あんな世界があるのかもと妄想したりしていたので、そのサイベリアが現実に行けるのであればなんとしても行きたいと、20年(正確にはレンタルVHS視聴なので18年程)の歳月が経っても、自分の細胞に染み付いた何かが騒ぐのでした。

その日の22時からチケット販売が開始されると知り、幸い購入経験があるPassMarket経由だったので、ログインして待機。時間になった瞬間に、購入手続きをして無事チケットゲット。

この時は、開始1分ほどで売り切れたらしいです。

こうしてチケット争奪戦に勝利を収め、無事クラブサイベリアに参加できることになりました。

(チケット取るまでだけで文字数が……)

この日のためにやってきたこと

チケットが取れたので、後は当日まで首を長くして待つだけだったのですが、正直こんな奇跡のイベントそうあることじゃない。主催のシオドアさんも、ファンアートを募集したりして、参加者や参加できないファンも関係なくこのイベントを盛り上げてくれることを願っているようだったので、何か自分にできることで盛り上げたい、参加したいと考えるようになりました。

ファンアートイラスト

まず考えたのが募集されていたイラスト。……厳しいなぁ。
絵を描くのは好きですが、正直10年以上まともに描いてないし、そもそも絵を描いて塗り上げたことがない。
線画はまだかろうじてマシですが、色を付けるとのっぺりとしてしまい人に見せられないものになってしまいます。
こんな状態で印刷までして会場に飾っていただくのはちょっと申し訳ないので却下。

これまでTwitterに描いた絵をアップするなんて恥ずかしくてできなかったけど、好きなものは厚顔無恥でどんどん発信していこうと思い、スマホで落書きしてTwitterに放流するということをちょくちょくするようになりました。後述しますが、後のハイライトに繋がります。

Webサイト

一応本業がWeb屋なので、まずはHPでも作ってみようと考えました。
あまり凝ったものを作ろうとしても3ヶ月以内に完成するかもわからないし……とりあえずOPのプレゼントデイを表示しようと思ったのがこちら。

◯lainOPオマージュ
http://tachibana-lab.bacronym.net/op

文字が出て砂嵐っぽい背景が表示されるだけの簡単なものですが、lainを観たことがある人なら脳内再生で、声と玲音の顔が表示されるはずです。(最後のリンクは当時はなかったです)

その後、作中の橘総合研究所が実際にHPを持っていたらどんな感じだろうと、かなり適当にテンプレ使いながらペタペタ作ってみたのがこちら。

◯橘総合研究所
http://tachibana-lab.bacronym.net/

トップページだけで、特に中身までは作る気なかったので、「詳しくはこちら」などはすべてダミー。

これだけだとあまり面白みがないので、クリックするとワイヤードに迷い込むような何か作れないかなと思って、Twitterからツイートを拾って適当にやってみたのか以下の2つ。

◯1つ目は単にTwitterをキーワード検索して表示するようにしたもの。
http://tachibana-lab.bacronym.net/twitter

あまり考えずに適当に設定して、その後特に調整もしていないので、同じツイートが被ったりあまり作品とは言えない感じです。

◯2つ目はその取得したツイートを、PS版lainのイメージでぐるぐる廻るようにしたもの。
http://tachibana-lab.bacronym.net/wired

画像とテキストがバランスよく散らばるようにしただけで、こちらもかなり適当。まあ一応雰囲気できたのでいいかな~程度です。

ここまでやった時点で、Twitter上でも技術系の方がちらほらlainに関するものを上げ始めていて、一番覚えているのが、そらみみさんのRaspberry Piを使ったCopland OSのロゴ画面。

Raspberry Piはもともと興味があったので、ネットで色々調べてみたら小型のディスプレイなども使えそうで、コレを使ってなにか作れないかなと考え始めたのが、4月20日頃。早速ネットで必要なパーツを注文しました。

全然関係ないけど、4月7日はゼノギアス20周年記念コンサートに行ってきて、今年は20周年でいろいろ体験できて幸せだなと、思ったりしてました。(ツイート見返してたら思い出したので)

携帯NAVI

ここから本格的にやるぞーと思った気がします。
作中にはNAVIと呼ばれるマシン(PCや携帯電話とほぼ同様のもの)が登場し、そのデザインは安倍吉俊先生が描かれたものらしいので、実際に作れたら盛り上がるぞと、勝手にワクワクしてました。

しかし橘の最新型は完全にPCと同じ雰囲気で大きいし、後半の改造NAVIは再現できる気がしないし持ち運べない。そうすると手頃なものは、主人公の玲音が使っている小型の携帯NAVI。色も真っ赤なデザインで多少造形が違ってもそれっぽく見えるに違いないと、完成図をイメージしていきました。

ちらちら、そらみみさんがねずみ(作中のギークなおじさん、CV千葉繁さん)っぽい装備を作ろうとしている様子を観測して、負けられないと勝手に張り合ってました。

まずは届いたRaspberry Piがどういうものなのかを使いながら調べ、タッチパネルの設定や、ただ画面が映るだけじゃNAVIっぽくないので何かlainっぽい操作できるなにかも作らないとと、これまで触ったことのないPythonとKivyというプログラムを新たに学習していくなど、モチベーションがあると凄いなと我ながら驚きながら順々に作業を進めていきました。

とりあえず、アプリを立ち上げ、PS版lainのBGM「オルゴール」を再生できる状態までソフト面を進めたところで、肝心の筐体作りに取り掛かりました。

いろいろやり方はあったと思いますが、昔取った杵柄で、3DCGのモデリング経験を活かして、3Dプリンターを使ってみることにしました。
調べてみるとそんなに高くない料金で3Dプリンターを使える店(創造空間ナノラボ)が秋葉原にあり、なんとかできそうかなと楽天的に考えました。とは言っても、3Dプリンターにはこれまで全く興味がなく、まずはそのナノラボでどんな感じかを聞いてみることに。

そこで個人であれば無料で使えるソフトFusion360のことを知り、早速インストールして、3Dデータの設計を開始しました。
まずはRaspberry Pi、ディスプレイ、バッテリー、ケーブル類の差込口など全体のサイズを測り、筐体の大きさを決めていきます。
3Dプリンターは樹脂を積み上げていく方式なので、ある程度印刷するときの角度も考える必要があり、何枚も紙に描いて、パーツの組み合わせを詰めていきました。

ボディに前面になるフタの部分をスライドで差し込めるようにしたり、原作通りディスプレイにカバーができるようにジョイントでパカパカできるようにしたり、細かい部分はほんとにうまく出力できるか不安になりながら作っていきました。

ある程度データが形になったところで、一度ナノラボに持ち込み、専門家に細かい接続部分のアドバイスを頂き、更に作り込んできました。このアドバイスがなかったらここまで完成させられなかったと思います、本当に感謝。

3Dデータを作り始めて3週間位でなんとかデータを完成し、そのデータを入稿して3Dプリント代行して出力してもらうことに。自分でやっても良かったのですが、時間との兼ね合いでおまかせすることにしました。

出力には何時間もかかるので後日引き渡しへ。
本当に思ったように出力できるのか、組み立てられるのか不安でした。
できあがったと連絡があったのが日曜日で、その日のうちに早速取りに行くことに。

正直受け取った瞬間はサポートやラフトという、本体以外の樹脂がたくさんついていて何だこれ・・・と途方にくれました。このまま持って帰っても正直この後うまく組み立てられる気がしないと思いましたが、幸い工房としても使えるところだったので、その場で工具を借りて不要な部分を剥がしたりやすりをかけたりしながらなんとか組み立てられる状態にまで持っていくことができました。

工作なんて学生時代以来で、この時は正直本当にうまく組み立てられるのか泣きそうになりながら黙々とヤスリがけをしていました。
ジョイント部分と、タッチペンの差込口の2箇所の難関がどうにかクリアできたので、実際にRaspberry Piとディスプレイ、バッテリーを入れて組み立てて、なんとか形にすることができました。

多少歪みが出てしまい、フタの止まりが緩かったり隙間ができたりしましたが、はじめてのこの構造を出力したにしては結果はまずまず。

本当は途中経過などもツイート報告したかったのですが、3Dプリンターが鬼門で、出力時にゴミとなるか作品となるか一か八かだったので、筐体ができるまではずっと控えて秘密裏に進めていました。まあ途中経過は上げても拡散されなかったと思うので杞憂だったでしょうけど。

この辺りが、NAVI開発に対する心の叫び。

後はひとまず完成したことに嬉しくなって動いているところも見てもらいたいので簡単なメイキング動画を上げてみたり、ツイートしたのが結構RT、いいねされていい気になってました。

この後は、結局組み込むことが叶わなかったアプリの制作に入るのですが、ひとまず置いておいて。

同時視聴のハイライト

主催のシオドアさんが #lain20th でクラブサイベリアまでの毎週金曜日にみんなでアニメ本編を同時視聴しようと呼びかけ、思いの外多くの人数が参加する企画が始まりました。

この #lain20th のハッシュタグは同時視聴のために作ったそうですが、結果このタグが日本のトレンド入りして更に認知度が上がり、最終的にはlain20周年を祝うためのタグとして世界中に広まっていきます。(やばい)

そしてこの同時視聴は、毎週1時間前からたくさんの人がそわそわし始めるほど待ち遠しいイベントに。
しかも脚本の小中先生が同時視聴に合わせてブログに回顧録まで書いてくれるなど、ファンには嬉しすぎるオマケ・・いや、両方最高のダブルイベントになりました。

1週目は1話のみで、みんなでツイートをしてお互いのつぶやきを読みながら本編を視聴するという忙しい状態で、毎回一瞬で1話分の時間が過ぎ、「アクセラがキマって時間が一瞬に感じる」とツイートが散見されました。(アクセラは劇中に出てくるアイテム)

そんな第一回目が終わったときに、なんとなく(多分ひそまその影響で)ハイライトのイラストを描いてみようと殴り書き。(この時はほんとに10分くらいで描いたと思います)

お父さんのケヒャだけは、見せ場なのでちょっとだけ映像を見ながら描きましたが、それ以外はほぼ記憶だけで描いて、結果四方田千砂の髪型が三つ編みに……。

このハイライトを小中先生にRT、いいねしていただいて、拡散され結構なリアクションをいただいてしまいました。ここでこんなに反応をいただいていなかったら2話以降は描いていなかったと思います。

1話は無料視聴があったので問題なかったのですが、2話以降は僕は円盤未所持のためストリーミングのサービスを契約して参加することに。おかげでスマホでも観られ、仕事が遅くなったときも電車の中で参加できるというメリットが。

そして毎週同時視聴の後には、ハイライトの絵を描くのが週課となりました。
毎回アップすると小中先生がすぐにRT、いいねしてくれて凄く嬉しかったです。

最終話までのハイライトをTwitterのモーメントにまとめました。

もとより画力が低いので、殴り書きだとゴミの量産にしかならないと思い(前述の四方田千砂の髪型の失敗もあり)、2話3話と進むにつれて模写の要素が高くなってしまいました。

もう少し自分の絵(というものがあればですが)で描きたかったという思いもあります。

ファンアートSS

携帯NAVIが一段落したので、もう一度ファンアートに何かを寄稿したいと考え無節操ですが今度は文章を考えました。
ちょっと前に、クラブサイベリアのスタッフいずみさやさんが掌編小説をツイートされていたのを見て、自分も何か書けるかなと触発されていました。

アカウントは秘密ですが、ドラクエ10の冒険日誌で創作SSを上げていたら一部の人にウケていたので行けるかなとこれまた楽観的な考え。

あまり長い文章は収拾がつかなくまとまらなくなるので、できるだけ短いやつがいいと思い、各話ごとにストーリーに絡ませたSSを書くことにした。

13話を通してもうちょっと一本筋を通したかったけど、何も考えずに書き始めてしまったので最後でうしおととらみたいにスカッとするような終わり方も思い浮かばず、それぞれ思いつくままに書いてみました。

これも結局本にまとめてもらうほどには自信がなく、ファンアートには入稿せず終い。供養するためにアフターオフのときの会場の賑やかしとして使いましたがそれは後の話。

後日、橘総研のサイトに掲載しました
https://tachibana-lab.bacronym.net/ss

※SS(ショートショート)と思って書いてましたが、これも掌編小説のほうが合ってるのか?

ARへの挑戦(未達成)

シオドアさんがこうツイートしているのを見て、結構みんな個人でも動画あげてたりするし、そんなに難しくないんじゃないかなと思い、こっそり挑戦してみました。

幸いMMDといわれるモデリングデータと、PS版lainのペルソナモーションは作って配布してくれている人がいたので、できそうな感じではありました。

実際、Unityにいろいろプラグインを入れて試したところ、PC上ではシナリオエクスメリメンツ レインの表紙をマーカーにして一回はペルソナを表示することができました。しかし、Androidアプリへの書き出しがうまく行かず、最新バージョンにアップデートしてやり直したらモデルのテクスチャが外れてしまい状況悪化。そして結局アプリに書き出すこともできず断念。

おそらく数年前にインストールしたSDKとかのゴミが残って悪さしているんじゃないかなと思うので、もし新しいPC買ったらもう一度挑戦してみようと思う。(PCの初期化は面倒でやりたくないです)

完成しなくてごめんね、シオドアさん。

柊子トークアプリ

話は携帯NAVIに戻り、ただ端末だけあってもRaspberry Piを組み込んだ意味がないので、何か動くものを作りたかった。

起動画面やユーザー認証あたりを作ることも考えたけど、デザインが大変なものは制作時間的に厳しい。PS版lainを持っているので、これを遊べるようにするのも良さそうだと思いRetroPieなる合法エミュレーターを考えるも、PSソフトを動かすにはBIOSデータが必要で、それをネットから拾ってくるのは著作権的にアウトなので断念。

あとはグレーではあるけど個人利用ということで、ゲーム内の音声データを時系列順に並べて遊びやすく組み替えることを考えたけど、そもそも時系列が分かりづらいゲームだし、操作しやすいインターフェースも思い浮かばないので、最終的には柊子さんの音声データに関する部分だけを作ることにした。

ネタバレになるけど、このゲームでは終盤の方にあるデータを開くと柊子さんが話しかけてきます。けどなぜかその時画面に表示されるのは玲音の顔。玲音の顔で柊子さんの声がするので違和感が半端ない。なので柊子さんのセクシーな声を柊子さんのセクシーな姿で聞きたいんじゃぁぁ、とずっと思ってました。(ウソ、ずっと忘れてたけど今回ゲーム音声聞き直していたら思い出しました)

で、柊子さんの顔グラを足りない画力でなんとか作り、音声データに合わせて表情が変わるようにプログラムを書き、よし完成したとPCからデータを携帯NAVIにインストールしても動かない!

おそらくPCと携帯NAVIでPythonのバージョンが違うのが原因だったと思います。

なんとか動かそうと、携帯NAVIの方のバージョンをアップデートしようとしたけどそれが良くなかった。結局もともと動いていた部分もうまく動かなくなり、ハリボテと化しました。これがクラブサイベリアの4日程前の日の出来事。

結局リカバリできず、動かない携帯NAVIを会場に持っていくことになりました。無念。

アフターオフでは、せめて柊子トークをみんなに見てもらおうと、PCで見れるようにして持っていきました。実際に音声を聞いて体験してくれた人がいて嬉しかったです。

btau6rcさんがアフターオフの会場で撮ってくれていました。
実際には音声が出ますが方方に許可を得ていないので公開は自重しておきます。

需要はないと思うけど、ラガードーさんのレポ別添資料4を見て思い立ったので、開発にあたりいろいろ管理した名残(音声データの一覧)を閲覧できるようにしておきます。

ただし自分用に好き勝手構成しているので、非常に分かりづらい。

以上が、クラブサイベリア、lain20周年に向けて自分ができる精一杯の盛り上げのつもりでやってきたことです。日の目を見なかったものもありますが、大体はTwitterやサイベリア、アフターオフで誰かに見てもらえたので後悔はありません。

アフターオフ会幹事

クラブサイベリアを主催して、更にJJ、安倍吉俊先生、小中千昭先生、清水香里さんと100%どころか1000%のオルグをしてくれているシオドアさんには、この時点で神様のように尊敬の念を抱いていました。

そしてクラブサイベリアの翌日に、だらだらしたいから誰か飲もうとシオドアさんがアフターオフを呼びかけたときに、僕も飲みながら話できたらいいな~と思っていましたが、これが後に大変なことに。

せいぜい数人~10人前後で飲もうと考えていたみたいですが、アンケートを取ったらあれよあれよと数十人規模へ。これは誰かがちゃんと幹事をして仕切らないと中止するしかないという状況になっていて、幹事の募集をかけられたときに、見かねてつい幹事しますと手を上げてしまいました。

正直最初は会場見つけて予約するくらいかなと思ってましたが、TwiPlaで参加者の数を把握するべくちゃんと募集したら71人。しかもその中には地方遠征の方もいて帰りの時間があり午前中ならという方もちらほらいました。

クラブサイベリアではチケットに限りがあり参加できない人が多く、せめてアフターオフくらいは来たいと言ってくれる人は全員来てもらいたいと言うのがシオドアさんの希望。聖人かよ。(僕は時間と場所を決めて、来れる人だけでいいんじゃない?と思っていたことは墓場まで持っていきます)

71人入れるお店はなかなかないし、更に午前や午後どちらかしか来られない方がいるとなると難しい状況でした。普通に料理が出てくるお店で開催するのは不可能に近く、それこそライブハウスみたいにドリンクだけ出してもらえるような場所を借りることも考えましたが、会費+ドリンク代だと結局高くついてしまうので、地方遠征や連日参加される方のためにも少しでも安く抑えたいという気持ちもありました。

結局は会場だけ借りて、ドリンクやお菓子は自分たちで用意するという手作り感のあるイベントになってしまいました。それが後にいろいろ申し訳ないことになってしまうのですが。

71人と人数が出たのが開催日の約3週間前で、すぐに会場決めにかかり、幸い(嬉しい偶然もある)良さげな会場が取れ、やるからには来てくれる人に楽しんでもらえるいいイベントにしようと、準備に奔走しました。

◯アフターオフ会の告知ページ
https://tachibana-lab.bacronym.net/afteroffparty

単に思い立って作ってみただけの橘総研のサイトがここで真価を発揮しました。

アフターオフスタッフのくらさんはいろいろアイデアやアドバイスをくれて、滞りなく準備を進めることができ、黒猫さんにもクラブサイベリアのスタッフと掛け持ちで忙しい中POPを描いていただいたり助けてもらいました。当日もスタッフのみんなには本当に助けられました。結果は来ていただいたみなさんが感じたとおりですが、いいイベントになったのではと思います。

ちなみに71人以外にも、会場のキャパシティ限界までは参加できるように追加の申込みも受け入れ、キャンセル待ちの方も10人程いる状態となりました。午前午後で余裕のある時間帯に振り分けたり、キャンセルされた方の分を連絡して、キャンセル待ちの人も全員声をかけることができました。

ちょっと書きすぎましたが、アフターオフについてはまた後述します。

前日譚の終わり

と、シオドアさん程プレッシャーのある状況でもなく気楽なものでしたが、クラブサイベリアとアフターオフまで、いろいろと並行してたくさんのことをしていたので、自己満足ですがやりきった感はあります。

もっとこうしたかった、ああすればよかったと思うことは多々ありますが、それもまたいい思い出となりそうです。

そして、クラブサイベリア当日。

(7日と8日のことを書こうと思ったのにまだ前日までしか書いてないだと。。)

やばいね、lain好きすぎでしょう俺。

仕方ないので次の記事に別けます。

つづく:クラブサイベリアの記録

コメント

タイトルとURLをコピーしました