Eclipseで開発したAndroidアプリの実機デバッグ方法

当ページはAndroid2.3の時の情報になるので、最新機種をご利用の場合は設定方法等が違う場合があります。
Xperia Z1f(Android4.2)での実機インストール方法を更新しましたので、こちらもご確認ください。
Android4.2にEclipseで開発したアプリを実機インストールする方法

スマートフォンの実機でデバッグするのに、なんとなく接続して実行ファイルみたいなのを転送すればOKだと思っていたのですが、意外と面倒で躓いたので、必要な手順を整理してみました。
既に他のブログでも散々説明されていますが、自分用の備忘録として。

目次

  • 1.PCにUSBドライバをインストール
     (Xperiaの場合、PC Companionのインストール)
  • 2.スマートフォンの設定をデバッグ用に変更
  • 3.USBケーブルでPCとスマートフォンを接続
  • 4.Eclipseでデバッグ設定
  • 5.開発Androidアプリの実行

PCにUSBドライバをインストール

既にインストール済みの方も多いと思いますが、これが実機デバッグするのに一番大事なポイントです。

僕の持っているXperia arcの場合は、ソニーエリクソン公式管理ツールのPCCompanionにUSBドライバが含まれているので、それをインストールすれば完了です。

PC Companionをインストールするには、Xperiaの端末にデータが入っているので、USBケーブルで接続するだけでインストールできるはずです。が、なぜかできない場合も多いようなので、その時は以下のリンクから直接ダウンロードしてインストールしてください。
⇒PC Companionのダウンロードはこちら

その何故か端末からインストールできなかった時のことを、以前ブログに書いたので良かったらこちらもご覧ください。
⇒Xperia arcでPC Companionがインストールできない時の解決策

その他のメーカーのスマートフォンの場合は、それぞれ専用のソフトをインストールすることでUSBドライバがインストールされるものが多いようです。
「(お使いの機種名) USBドライバ」などで検索してみてください。

またメーカー専用のUSBドライバがない場合は、直接インストールする必要があるようですが、今回は割愛します。

スマートフォンの設定をデバッグ用に変更

スマートフォンの設定をデバッグ用に変更します。
スマートフォンのホーム画面から、メニューボタンを押して、
「設定」>「アプリケーション」を開き、【提供元不明のアプリ】にチェックを入れます。

AndroidOS 4.2では、「設定」>「セキュリティ」の【提供元不明のアプリ】(2014/05/25追記)

更に「開発」をタップし、「USBデバッグ」にチェックを入れます。
以上でスマートフォン側の設定は完了です。

USBケーブルでPCとスマートフォンを接続

以上の設定ができたら、USBケーブルでスマートフォンとPCを接続します。
それぞれの管理ツールによって手順があるので、画面の案内にそって操作して接続してください。
管理ツールでスマートフォンが正しく認識されれば完了です。

Eclipseでデバッグ設定

PCとスマートフォンが接続されたら、Eclipseで実機デバッグの設定をします。
プロジェクトの中に「AndroidManifest.xml」というファイルがあるので、「アプリケーション」タブのDebuggableの項目をtrueに設定します。


※クリックして拡大

開発Androidアプリの実行

PCとスマートフォンが接続されている状態でEclipseの「実行」をすれば、開発中のアプリが、接続されているスマートフォンにインストールされます。
自動的に起動するので、実機で思う存分に動作確認します。

※上記、ソニーエリクソン端末での固有の操作、不要な設定もあるかもしれませんが、実際に僕が試して実機でデバッグが出来ました。

他にもapkファイルをネット上に上げてインストールするなど方法はあるようですが、ネットワークに繋がっていなくても可能な、Eclipseの実行から実機にデバッグできるこの方法を使っていこうと思います。

それでは、今日のところはこの辺で。

コメント

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