昨日、HIROKO HAYASHIに行ってきました。
僕とHIROKO HAYASHIとの付き合い方も、
ひとつの節目となる日になったと思うので関わる記録を残してみようかと。

珍しく長いですので、よろしければ続きをどうぞ。


確か僕がHIROKO HAYASHIと出会ったのは3年前、2006年の夏。

小学生の頃に買って、使ったり使わなかったりしていた「BAD BOY」の財布が壊れ、
(高校のときは、もっぱら100円均一で買った迷彩柄の小銭入れ。自作木の板付き)
これを機に何か誰も持っていないような変わった財布が欲しいと思い、ネットで探し始めました。

「変わった財布」「面白い財布」「独特な財布」などいろいろなキーワードで探し始めました。
また、その頃何を思っていたかはよく覚えていませんが、
確か革の長財布が欲しくて「革」「長財布」というキーワードを入れていたかもしれません。

そこで見つけたのがこのブログ

真に独創的な革~HIROKO HAYASHI~
http://blog.tsushin.tv/ug/item/19804

HIROKO HAYASHIを知っている方は、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
何となく目にとまり、「HIROKO HAYASHI」で検索をかけてみる。

・・・他に何も出てこない。
ほんのわずか店舗の情報が載っている公式サイトがあるくらいで、
3年前といえどもここまで情報が出てこないものなのかと。

わずかな情報の中で、革のデザインも独特ですが、
それ以上に財布の形状が非常にユニークであることがわかり、
人が持っていないような「変わった財布」を探していた僕にとってはなんとも興味を引かれるブランドでした。

そのときは予算1万円以内で考えていたのですが、
HIROKO HAYASHIの長財布の定価は3万円超。
さすがに手が出ないなと、半ば諦めつつ他の財布を捜しつづけました。

友達が、「建築家がデザインしたカッコいい財布がある」というのを聞いて見に行ってみるも、
デザインはともかく、形はいたって普通の財布。
あのHIROKO HAYASHIの財布を見てからは、それ以降見る財布がどれも平凡に見えて、
全く欲しいと思えませんでした。

HIROKO HAYASHIの財布が頭から離れない日々。
そのときは生活に支障があるレベルではありませんでしたが、
洋服もめったに買わない僕が、(それまで100円均一や3,000円程度だった)財布に3万円というのは高すぎる金額。
欲しい、けど高い、、、その葛藤に、欲しいという欲求が勝ちました。

まさに清水の舞台から飛び降りる気持ちでした。

幸いにも電車でいける距離に直営店があり、(関東在住で良かった)
軽く実物を見に、日本橋の三越へ行って来ました。

スタッフの方が丁寧に商品の説明をしてくれて、
あぁ、スタッフの方もHIROKO HAYASHIが好きなんだな、というのがわかり、
さらに欲しくなります。

店舗によって限定の商品があり、
本店の青山店がメンズモデルを多めに扱っており、限定モデルもメンズだと聞いて
そちらも見てからどれを買うか決めようと思い、後日青山へ。

やや入りづらい、ショップというよりギャラリーのような物々しい店構え。
さすが青山。
日本橋も見てきたことを話しながら、限定モデルの黒の長財布を購入しました。
小銭入れがガバッと開く、HIROKO HAYASHIの特徴的な財布。
どきどき。
人生初の革財布。人生初の長財布。人生初の3万円の財布(笑)

20090329-hirokohayashi1

あのときの感動は、、、もう忘れましたが、とても嬉しかったような気がします。
人に見せびらかすように、何処へ行くにもジーンズの後ろポケットに突っ込んでました。

眺めるだけで幸せな気持ちになる。
そういう買い物にはなかなか出会えないと思います。
当時は仕事が辛かったけど、この財布のおかげで頑張れました。

しかし、ある日突然悲劇が起きました。

オールで遊んで、明け方帰りの電車で眠りこけ、
起きて改札出ようと思ったときに、

 

ないっ!

 

財布を失くしました。

買ってから半年後の出来事です。
落ち込みました。
平気なフリはしていましたが、絶望感たっぷりでした。

キャッシュカードも入ってた、免許証も入ってた、(現金は数十円・・・)
それも何か悪用されないか不安でしたが、
それよりも財布。
気に入っていたのに、、限定で二度と手に入らない財布、、。

すぐに警察に届け、カードもとめて、
カードや免許の再発行などいろいろ手続きし、
中身はほぼ元に戻りましたが、
警察からも連絡はなく、
財布だけは二度と元には戻らない。

今日もショップに行ったときに、失くした財布の話がでました。
普段は全然平気なんですが、こうやって改めて思い出すと今でもショックです。
たった半年でしたが思いいれの強い財布だったんだなと、今再確認してます。

 

一度使ったら、他の財布は使えないほど魅力的な財布でした。

なので、財布がないといろいろ不便なので新しい財布を手に入れようと思ったときに、
もうHIROKO HAYASHIしか考えられません。

今から2年前の1月頃。
日本橋のショップに行って、失くしたことを話して、
HIROKO HAYASHIの財布しか使う気がしないのでと、
二度目のHIROKO HAYASHI購入。

今回は、前回より予算を下げて3つ折の財布。
長財布より1万円ほど安く買えます。

唐草模様の黒の財布。
無駄に外せるスナップボタンが印象的で、
こちらも小銭入れの形が立体的に開き、慣れないと使いづらいですが、
慣れると小銭も取り出しやすく、使いやすい財布。

20090329-hirokohayashi2

これは今も愛用しています。

 

それ以降、新作が入ったと知ると見に行ったり、
近くに行ったついでに寄ったり、
買う予定がなくても訪れて世間話をしたりしましたが、
嫌な顔ひとつされず、買えというプレッシャーをかけられもせず、
逆にノベルティを貰ったりと、とても居心地のいいところでした。

デザイン性の高いブランドですので、
デザイン系のイベントにも出展していて、
「Design Tide」や「100% Design Tokyo」など、
教えてもらって行ってみたりもしました。

一度、デザイナーの林ヒロ子様にも直接お会いでき、
何話していいかわからず挨拶程度でしたがお話させていただくこともできました。

これまで決まったお店に何度も行くということが無かったので、
これがお店とのいい付き合い方なんだな、と実感しています。

 

2つ目の財布を買ってからおよそ1年後、去年の2月に、
HIROKO HAYASHI3つ目になる「チェルト」(「確かに」という意味)の長財布を購入しました。

落ち着いたピンクの財布で、牛革で牛柄プリントの「確かに」牛の財布です。

僕の持っている実物の写真でもいいですが、
公式サイトに画像が載っているのでリンクしておきます。

HIROKO HAYASHI「チェルト」長財布

こちらも、小銭入れやカード入れの形が面白く、気に入って使っています。

 

最近は、目が慣れたのか既に持っているからなのか、
最初に見た3年前のあの時ほどの感動は無くなっていますが、
今は(半年くらい前からずっと言っているのですが)手提げのトートバッグが欲しいと思ってます。

革製品の宿命で、面積(素材の量)が大きいほど値段も高くなりますが、
(失くさなければ)丈夫で長く使えるはずなので、10年間くらい使うつもりで、
いつか買おうと思っています。

こうやって欲しいと想い続ける事のできるHIROKO HAYASHIに出会えて、
本当に良かったなと、幸せを振り返ることのできた1日でした。

スタッフの方々、デザイナーの林ヒロ子様、
本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

4月4日にHIROKO HAYASHI銀座店がオープンするらしいので、
時間があれば行ってみようと思います。


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