#lainTTL についての個人的なきろく

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書こう書こうと思っていたのに、記事にするのが遅くなってしまいました。完全にタイミング外しましたが、2028年まで9年あるので些細なことでしょう。

とりあえず、2019年7月7日に発表されたlainTTLについての記録をまとめておきます。

上田Pの突然のツイート

上田 耕行プロデューサー(=一部では言わずと知れたserial experiments lainのプロデューサー。NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンに所属※)が、7月6日に日付が変わった12:29に突然のツイートをしたことからすべてが始まりました。

※記事執筆の2019/08/01現在

そこにはハッシュタグ「#lainTTL」の文字が

いわゆる公式の人である上田Pが、21年前に放送されたアニメserial experiments lainについて発表があるとツイートしたことで、ツイッターを見ていたファンは直後から「#lainTTL って何?」「一体何が始まるんです?」「#lainTTL が気になって眠れない」など騒然としました。

また、ハッシュタグに記されるあまり見慣れない「TTL」という文字列。それに対しても憶測が飛び交いました。

そしてそれは、Twitterのトレンドに入るほどに話題を呼びました

そして、「今日の夜」という曖昧な時間指定に振り回されるTL(タイムライン)

しかし、21時を超えても発表はなし……

なかなかされない発表に対して、本当に発表があるのか疑心暗鬼になっていく人達

↑これはこれで面白いけどw

憶測から疑念、確信へ

22時、23時と夜が遅くなるにつれ初回放送時間の25時15分ではないかと憶測で広まり始め、24時を超えた辺りで大勢の疑念はもはや確信に変わり始める。。

そして加速していく#lainTTLのハッシュタグ

25:15 皆が一斉に預言(予言)を実行せよとツイート

上記のツイートはほんの一部ですが、見て分かる通りこの時刻に一秒の間に5ツイート以上ということで、その瞬間どれだけのツイートが走ったかは想像に難くないでしょう(これ完全宗教だわ…)


当時のツイートの勢い(Yahoo!リアルタイム検索より)

ついに下される上田Pの預言(発表)

皆の予想した25:15から少し遅れること25:20、ついに上田Pから預言が下される。

内容は、serial experiments lainのファンに向けた二次創作に関してのお知らせ。

要約すると、二次創作を一部、期間等の条件付きで許諾する内容。(二次創作する人は必ず内容を熟読してくださいね)

21年目にしてのファンに対する対応に感動するTL


↑動画で上げてる方がいたので貼っておきます。(上田Pの発表前後あたりからだと思います)

翌日からファンの間で早速活動が始まっていく

個人の方の活動なので、ここでは具体的に紹介はしませんが、翌日からすでに企画を温めていたかのように急速に二次創作が活発になってきました。

  • #lainTTLのタグでイラストがツイッターにアップされる
  • また、イラストを描いている方の中からTシャツやアクリルキーホルダーを販売する方が登場
  • 個人制作、チーム制作など複数のゲーム開発プロジェクトが動き出す
  • ワンフェスにもいくつかlain関連のグッズが
  • lainデザインの自作キーボード

などなど、21年前のアニメとは思えないほどの動きが今も続いています。

lainTTLに関する情報をまとめるwikiもできる

serial experiments lain 「lainTTL」二次創作総合まとめwiki

ねとらぼやYahooニュース、海外でもニュースになる

「serial experiments lain」商用可の二次創作ガイドライン公開 20周年を超えてなおlainは遍在する – ねとらぼ

熱狂的人気誇る『serial experiments lain』商用可の二次創作ガイドラインを公開 広がる同人文化(KAI-YOU.net) – Yahoo!ニュース

誰も予期していなかった突然の預言で、すごい動きが広がっていきました。

上田Pありがとうございます。
クラブサイベリアありがとう。
シオドアさんありがとう。

そして、これから2028年まで、玲音を遍在させよという預言を実行するべく何かしら活動できれば、ファンとして幸せだなと噛み締めています。

lainTTLについて思うこと

個人的にはlainコンテンツでお金儲けする気はあまりないけれど、創作を続けていくのに適度な利益を出すことは正しいと思っているので、もし何かする際は赤字にならない金額をしっかり取ろうと思う。

原価は当然として、人件費をどこまで計算に入れるかは難しいラインだけど、トントンではなく次の創作に繋がる利益くらいは出せたらいいなと思っているし、もちろん他のクリエイターさんにもそうして欲しい。

出た利益は、次の創作活動費に充てることでみんなが喜べる優しい世界になれると思う。(1作目が売れないと続編は出ない)

もちろんすべてを次の創作に充てる必要はなく、美味しいご飯を食べてもいいし、他のクリエイターさんから作品を購入してもいいし、lainで経済回ればみんな幸せ。

逆に言うと、作るのに掛けたコスト(材料、人件費)に見合わない安い価格で出すのは悪手だと考えている(在庫が捌けない場合は仕方ないけれど)

デザイン関連に関してはデザイン料とか適正価格が難しいけれど、価格破壊になってジャンル全体にあまりいい影響がないと思うので。

とは言っても、見通しが甘かったり想定外の出費があったりして、結局は赤字になるんだけどね。

せっかく公式の人が、ルールの中で二次創作をしても大丈夫と背中を押してくれた状態なので、迷惑を掛けない範囲で、かつ自分が不幸にならないよう節度を持って、健全に活動して行けたらと思います。


※当時のツイートを勝手に引用させていただいているので、嫌な方はコメントやリプ(@96kuroguro)貰えれば削除しますのでご連絡ください。
※一部記事の文脈に合わせてツイートの時系列が前後している部分があるかも知れませんが、ご了承ください。

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